BRIDGESTONE ANCHOR RP9が納車されて1週間が経ちましたので仕様や感想など書き連ねたいと思います。
ちなみに、これまではFELTのFR3というリムのミドルグレードに乗っていました。
乗りやすい良いバイクでしたがもう4年も乗ってましたし、昨年の夏あたりからそろそろ次のバイク(ディスクへの乗り換え)を考えようかなーと思い始めていたところ、ちょうどBRIDGESTONEから新型の発表が。
その破格のコスパと前評判の良さ、実際にチームブリヂストンサイクリングがいち早くレースに投入し結果を出していたこともあり、「来シーズンはこれで戦おう!」と購入を決断。
ワクチンを打つと副反応で高額の買い物をしてしまうというツイートがしばしば流れてくるので、僕は前もってRP9を注文することにしました。これで安心。
— ちゃっぴー (@chappy3315) 2021年9月10日
ただ、注文が殺到したことと、コロナ禍により納期は遅れに遅れ、完成車の納期は1年経っても未定の状態。
そんな中、「フレーム買いに変更するなら納期早まるし安くできるよ」とショップの方から提案して頂き、途中からフレームセットに変更。
ショップ「メーカーがね、RP9フレーム買いに変更するなら、元値からさらに値引きするし今年中に出荷可能ってよ」
— ちゃっぴー (@chappy3315) 2022年9月22日
ちゃ「でも、今からコンポ集めようと思っても品薄でいつ手に入るか……」
ショップ「こんなこともあろうかと、事前にDi2アルテ発注してるよ」
ちゃ「真田さんかな?」
サドル、ハンドル、ホイールは完成車購入後に交換するつもりで準備はしていたので、フレームさえ来ればすぐにでも組める状態に。
そして、注文からちょうど1年と2ヶ月、ツールド沖縄の4日前にフレームが着弾。
それから2週間後の11月25日、ようやく組みあがったとの連絡をもらい、無事に納車されました。
2週間もかかったのは、組んでいる途中でコンポに初期不良が見つかり交換という事態になりまして……相変わらず微妙に運が悪いちゃっぴーさんです笑
ちなみに、完成を待っている間にIT技術者さんのブログ記事(
BRIDGESTONE ANCHOR RP9 インプレッション 悩ましき絶賛のバイク | IT技術者ロードバイク)と動画(
RP9のここがダメだった。ブリヂストン アンカーのロードバイク インプレッション 【後編】 - YouTube)
を数回見ることで、新車受け取りを前にテンションや期待値が上がり過ぎないようにコントロールしていました。
これだけ待たされた新車が期待外れだったときの精神的ダメージを抑えるための姑息な手段です笑
というわけでこちら↓
フレーム:BRIDGESTONE ANCHOR RP9(サイズ490)
ホイール:Bontrager Aeolus RSL 51 TLR
サドル:Selle san marco Aspide Superleggera
ハンドル:3T Aeronova Team 400mm
ペダル:Garmin Vecter3
タイヤ:Pirelli P Zero Velo 25c
ホイール、サドル、ハンドルはそれぞれ練習仲間やツイッターのフォロワーさんから購入させていただきました。
いずれもよい品々。皆様、非常に良心的な価格で譲っていただき、感謝です……
気になる重量ですが、
・サイコン・ライト無し(ブラケットは取り付け済み)
・ボトルゲージ×2込み
・ペダル込み
で、7.65kg。
前のFELT FR3が軽量ホイール着けた状態で7.4kgだったから、それと比べて約250g増。
とはいえ、公式サイトによるとRP9アルテ組の完車(ペダル無)は7.8kgで、ペダル(Vector3)付けたら8.13kgになるので、それを考えるとかなり軽く仕上がった方じゃないでしょうか。
あとはチューブをラテックスにするとか、チューブレス化すればもうちょい軽くなりそう。
肝心の乗ったときの感想ですが、注意していただきたいのが、あくまでBontrager Aeolus RSL 51というホイール込みの評価であること。
一応、それを念頭に置いたうえで読んでください。
第一印象としては「シャキシャキ進む!」でした。
踏んだら踏んだだけ進む。
これまで乗っていたFELT FR3は踏み込むと微かなワンクッションがあってそこからぐいぐいと伸びる感じでした(だからこそ脚に優しくて乗りやすかった)が、これは踏んだ瞬間に反応する。
なるほど、トラックバイクの技術を投入しただけあって、さすがの剛性感。
平地はグイグイ進むし、下りも速い。ダンシングもしやすい。
登りも普通に行けます。
熊本で最もメジャーなセグメントである峠の茶屋TT(5.18km、273m up、5.3%)だと、312w12分32秒で登れました。パワー:タイムを見ても、決戦仕様のFR3と遜色ない感じ。最近練習サボりまくって調子が下がってますが、きちんと仕上げれば11分台も出せそうです。
うん、いい自転車。
ただ、これまで脚に優しいFR3にずっと乗ってきたからですかね……脚にきます。
FR3の前もFELTのエントリーモデルに乗っていたので、合わせてFELT歴10年。FELT色に染まったこの脚にいきなり他社のハイエンドですから、乗り味のギャップが大きかったのかもしれません。
この1週間、ポジションを微調整しながら乗り込んでだんだん慣れてはきましたが、まだ少し違和感あり。特に登りだとイマイチ脚と噛み合わない気がするというか、普段より脚に疲れがくるのが早いというか。
その割には登りセグメントでもタイムは出てますので、単なる気のせいかもしれませんが。
結局慣れかな?まあ、来シーズンまで時間もありますし、じっくり身体に馴染ませて行こうかと思います。
今回はこんな感じで。