どうも、BIGBANGのちゃっぴーです。
今回は第13回椿ヶ鼻ヒルクライムのレースレポートとなります。
なんやかんやで、ヒルクライムレースは2年ぶりの参戦となります。

出走直前 今回はBIGBANGより3名の参戦となりました
【レースについて】
椿ヶ鼻ヒルクライムは大分県日田市大山町を舞台に繰り広げられる、日本で一番暑いヒルクライムレース。
今回で第13回大会となりますね。
私も何度か出場していて、
2018年 男子Bカテゴリー5位
2019年 男子Bカテゴリー2位
2020年 コロナで中止
2021年 コロナで中止
2022年 男子Cカテゴリー優勝
2023年 エントリーし忘れ
2024年 台風で中止
2025年 ぎっくり腰でDNS
とま、こんな感じで。
今回でこの大会は4回目の参戦になります。
そして、今年から男子D(30代後半)カテゴリーでの出場。初めて出場した時は20代カテゴリーの男子Bだったのに……時の流れを痛感します(笑)
ちなみに今年からコースが変更になっていて、
今までは大まかに
2キロほどの登り→2キロほどの平坦→7キロほどの登り(激坂含む)→前津江地域活性センターゴール
というコースレイアウトだったのが、今年は最初の2キロの登りがカットされ、平坦区間からスタート。
そのかわり、ゴール地点が今までの場所からさらに1.2キロほど延び、スノーピーク奥日田キャンプフィールドの入口がゴールとなります。
旧コース↓

新コース↓

距離と獲得標高は減りましたが、平均斜度がやや高くなってますね。
大会一週間前に試走しましたが、地獄度がさらに増した印象。
終盤の斜度10%超の長い激坂区間を乗り越えて瀕死になったところから、さらに1キロ以上登ることになりますので、精神的にも肉体的にもなかなかキます。
【レースにむけて】
6月に参戦したツールド壱岐島で完走した際
「レース強度で走ってもあまり痛くない……もしかしてレースに出れる程度には腰痛が改善されてる?」
と気付き、本格的にトレーニング再開。
とりあえず椿ヶ鼻を目標に頑張ってみることに。
普段はチーム練でよく走る山岳コース「河内山」をメインに走り回って、たまにリピートクライム
あとは仕事が朝番の時だけですが、片道38キロの職場まで自転車で出勤したり。
職場までの出勤&退勤TTは思った以上に鍛えられました。
練習再開1ヶ月でやっと峠の茶屋14分切れるようになった。
— ちゃっぴー@腰痛 (@chappy3315) June 29, 2026
今のFTPは4倍くらいかな?
CTLも11→43まで戻せたし、順調に積み上げられてる。
練習した分だけ強くなってるのが実感できて楽しい pic.twitter.com/Or6XCaYLoh
もともと練習を積んできた土台(いわゆるマッスルメモリー?)があるからか、乗れば乗るだけ面白いように速くなっていって、モチベが青天井状態。
今まで乗れなかった分を取り戻すように、6月はほぼ毎日のように自転車にまたがっていた気がします。
とはいえ、急激にトレーニング頻度を上げたのが仇となり、6月末ごろから慢性疲労状態に。
そして7月初週で高熱を出してダウン。
死に絶えてる pic.twitter.com/uD9Z2Imz48
— ちゃっぴー@腰痛 (@chappy3315) July 8, 2026
血液検査の結果、白血球数が爆上がり。なんらかの細菌に感染した模様。抗生剤の点滴で即回復しましたが……免疫力低下してたんですかね。
加えて、腰痛もやや悪化傾向あったので、7月からは週3,4回くらいに練習量をセーブ。
2週間に一度のペースで鍼治療に通ってしっかりとケア。
それでも追い込むときはしっかりと追い込んで、本番2週間前にはFTP4,8倍(ガーミンの自動計測)まで戻しました。
あまり当てにならない事に定評のあるGARMINさんによると、4.8倍らしいです。 pic.twitter.com/hIcpkyk5As
— ちゃっぴー@腰痛 (@chappy3315) August 10, 2026
最盛期の5,2倍には遠く及びませんが、底辺まで落ちた状態、慢性腰痛というデバフがある中、3ヶ月弱でここまで戻せたのだから上等でしょう。
大会1週間前には試走もして、コースと身体の調子を確認。
脚は悪くないものの、終盤で腰痛が発生してペースが一気に落ちたので、そこだけちょっと不安要素。本番のアドレナリン効果で少しはマシにならんかな……
さて、前置きはこのくらいにして
以下レースレポート。
【バイク機材】
フレーム:Cannondale SuperSix EVO Carbon(第3世代)
ホイール:CRW CS5055
タイヤ:continental grand prix 5000 前700×25c 後700X28c
チューブ:EXAR TPUチューブ
コンポ:機械式アルテ
ブレーキ:Equal 機械式ディスクブレーキ
車体重量:7.5キロ
【コンディション】
CTL:55
TSB:+3
体重:56.5㎏
その他:腰痛ほぼなし。背中痛が少し(無視できるレベル。前日の仕事の影響?)
【本番当日】
朝4時20分起床。トイレをしっかり済ませて軽量化。
朝5時に熊本出発。 道中でさらにトイレで軽量化
6時40分に会場着。受付前にトイレで軽量化
トイレの回数多いな……
試走の時は終盤に腰痛発生で踏めなくなったため、予防策としてこの段階で鎮痛剤セレコキシブ100mgを1錠服用。慢性腰痛患者の強い味方です。
チームメイトと合流して受付。周辺の道でアップ。
脚はそこそこ回り、調子は良さげ。
地味に気になっていた背中痛も鎮痛剤の効果により消え去り、状態は万全。
その後、知り合いを探してあいさつ回り。懐かしい顔に会えて楽しかったです。こういう交流もレースの醍醐味。
昨年の男子Dカテ優勝者の中原選手にも挨拶。
脊振山を根城にする、同年代では九州最強格のクライマーです。数日前にXで膝を痛めたとポストしてましたが、果たしてコンディションやいかに……
開会セレモニーが終わり、一同移動。
2キロほどの登りをバイクに先導されながらゆっくりと登りスタート地点へ
今年は参加者約280名による一斉スタート。
私とチームメイトは周囲に流されるまま集団の真ん中やや前あたりからスタートすることに。
この大会は着順ではなくネットタイム方式……スタートラインを踏んでからゴールラインを通過するまでのタイムで順位が決まりますので、後ろからスタートしたほうが有利。
だから本当はもっと後ろに陣取りたかったのですが……
まぁ、なるようになれー
【スタート】
というわけで、スタート。
これだけの人数が一斉にスタートするとなかなかのカオス。
脚はそろっていないし、集団走行に慣れていない人たちもちらほら見られてぐちゃぐちゃ。
私は少しだけ踏んで集団の先頭が見える位置に陣取り、あとはドラフティングを利用して脚を温存しながら平坦区間をこなし、登り区間へ。
斜度が上がり始めたあたりで、集団の先頭に出てしばらく集団をけん引。
ヒルクライムレースで前を引きたがるのは悪癖ですね(笑)
時々、元気のよい若者が前に出たりするものの、それには反応せず。
一定ペースで踏んでいたらいつの間にか僕がまた先頭になってました。
ゴールまで6キロ地点ぐらいで、右手から中原さんが上がってきて
「遊んでるねー」
と声をかけていただき、
「いやー、さすがに疲れましたわー」
と先頭を譲る。実際、この時点で少し疲れていたので回復のために少し後ろに下がります。
その後、すぐに「北九州ヒルクライム情報局」でおなじみのうぃんぐまん選手が前に出て集団をけん引……と思ったら津末や別府翔青、VC福岡のジャージを着た若者たちが一気に前へ。
大分組にけん引されながら、毎年地元の方々が選手に水をかけてくださるつかの間の平坦区間に突入。
そして激坂区間へ
激坂区間に入ると同時に、別府翔青の選手が一気に踏み始め、周りもそれに反応して急激なペースアップ。
みんな、ガンガン踏んでいきます。この時点で先頭集団は8名ほどに絞られました。
津末の佐藤選手、別府翔青の長本選手、VC福岡の佐藤選手と石田選手、FFPBの泉選手、中原選手、ギンリン中山選手……だったかな?
しばらく6倍近くは出てたと思います。
私もすぐについていけなくなり、脱落。
6月からのトレーニングでベースは上がっていましたが、高強度に耐えられるほど身体は仕上がっていません。
集団を見送り、あとは自分のペースで踏み続けることに。
優勝はこの時点でいったんあきらめました。
とりあえず今の自分のベストを尽くして、少しでもいいタイムを出そうと。
まあ、心の片隅で「あのハイペースがいつまでも続くはずはないし、踏み続ければどこかでワンチャン追いつけないかなー」と思っていたりはしましたが。
あっという間に先頭集団は視界の外へ。たまーにちらちらケツが見える程度。
気配を感じて振り返ると、少し後方でうぃんぐまん選手が猛追してきていました。
カテゴリー違うので順位は関係ありませんが、「抜かれるものか」と無駄な負けず嫌いが発動し、ペダルを踏む脚に力が入ります。
残り4キロ地点を過ぎたあたりで、ようやく先頭集団から脱落してきた4人の選手が見えてきてました。
VC福岡の若者二人、ギンリン、そして中原選手。
しばらくは距離が詰まりませんでしたが、短い平坦区間を通過した後に再び訪れた斜度10%超の激坂区間でペースが落ちたのを確認。
ペダルを踏み抜き、何とか合流。そのままの勢いで集団の先頭に立ちます。
(ちなみに、この時後方から来たEバイクカテゴリの選手にあっという間に抜かれました。Eバイク速い!)
大分組+泉選手のハイペースにやられたのか、私以外の4人ともかなり疲労の色が濃く、同カテゴリーの中原選手も僕についてくるのがやっとという状態。
一度はあきらめていた優勝の目が見えてきました。
とはいえ、中原選手の方が私より後方スタートだったため、数秒のアドバンテージがあちらにはあります。
勝つならそれなりの距離を引き離さなければ……
通称「壁」とも称されるコース最勾配の激坂区間でもペダルを緩めず、登り終えるころにはギンリン、VCの若者たちを切り離し、中原選手との一騎打ちに。
いつもならこの壁を乗り越えたすぐ先がゴールでしたが、今年は1.2キロほどの距離をさらに登ります。
追加の登坂区間も平均斜度8%のなかなかの坂です。
そこでもペースをなるべく落とさないよう根性で踏み、ようやく中原選手の切り離しに成功。
さすがに残り500m切るころには脚がほぼ売り切れ状態でしたが、何とか差を維持したままゴール。

【結果】
全体4位(Eバイク除く)
男子Dカテゴリー優勝
中原選手と3秒差の辛勝でした。

まさかヒルクライム復帰戦でいきなり勝てるとは。
思った以上に踏めました。
事前の鎮痛剤のおかげで走行中は腰の痛みも無し。
勝因は中盤のアタックに乗るのを早々にあきらめて自分のペースを守ったからかな?
中原選手は私に負けたというよりも、泉選手、佐藤選手、長本選手のハイペースで脚が瀕死になったところを、私に漁夫の利で抜かれただけだと思います。
サシで勝負したらおそらく負けていたのはこちらだったかと。
それに、全体1位の泉選手とは1分近く離されていたので、手放しには喜べないですね。
この結果に満足せず、来年は全体1位も狙っていきたいです。
……とはいえ、やはり表彰台のてっぺんは気持ちがいいです(笑)

賞状

優勝賞品

次のレースは阿蘇ヒルですね。
さらに調子を上げて、再び表彰台のてっぺんを目指したいと思います。









